堅忍不抜
読み方
けんにん ふばつ意味
困難や苦しみに耐え、どんなことがあっても志や努力を貫き通して、決してくじけたり途中でやめたりしないこと。強い意志を持って、長い時間でも粘り強くやり抜く態度をいう。由来
「堅忍」は苦しみに堪えて忍ぶこと、「不抜」は引き抜けないほど固く、転じて意志が揺るがないことを表す漢語です。中国由来の漢語表現を基盤とする語で、四字熟語としての厳密な初出年は未詳ですが、日本では少なくとも明治期(19世紀後半)には広く用いられるようになったと考えられます。備考
やや硬い文章語で、人物の精神力や継続的努力を褒めるときに使う。「堅忍不抜の精神」「堅忍不抜の意志」の形が多く、会話より文章・スピーチで見られる。例文
- 彼は幾度失敗しても、堅忍不抜の精神で研究を続けた。
- 受験勉強では、堅忍不抜の努力を重ねた者が最後に力を発揮する。
- 逆境の中でも堅忍不抜に事業を立て直した社長は、多くの社員の信頼を得た。
- マラソン完走には、才能よりもむしろ堅忍不抜の意志が求められる。
- その作家は長い無名時代を堅忍不抜の姿勢で耐え抜き、ついに代表作で評価された。
類義語
- 不撓不屈
- 百折不撓
- 初志貫徹
- 忍辱負重
対義語
- 意志薄弱
- 優柔不断
- 半途而廃
- 三日坊主