垂名竹帛
読み方
めいを ちくはくに たる意味
立派な功績やすぐれた業績によって、その名が歴史書や記録に載り、後の世まで長く伝わること。単に一時的に有名になるというより、後世にまで称えられるほどの名声や功業を残すという、格調高い意味で使われる。由来
「竹帛」は古代中国で文字を書いた竹簡や絹布のことで、転じて史書・記録を意味する。そこから「名を竹帛に垂る」は、名声を歴史に残す意となった。古代中国の漢文表現に由来し、竹簡・帛書が用いられた戦国~漢代(紀元前3世紀~紀元後2世紀ごろ)の文化背景をもつ。四字熟語としての厳密な定着時期は不詳。備考
かなり文語的で格調の高い語。日常会話ではあまり使わず、歴史・伝記・評論などで用いられる。「竹帛」は竹簡と絹の書物から転じて、史書・記録の意。例文
- 民を救ったその名君の業績は、まさに垂名竹帛の偉業である。
- 若き日の彼は、垂名竹帛を期して学問の道に入った。
- 一時の人気ではなく、垂名竹帛に値する仕事を残したい。
- 乱世にあっても彼は私欲に走らず、垂名竹帛の志を失わなかった。
- 史書は、国難を救った将軍を垂名竹帛の人として伝えている。
類義語
- 青史に名を残す
- 流芳百世
- 不朽の名を残す
対義語
- 湮没無聞
- 無名に終わる
- 遺臭万年