回天動地
読み方
かいてん どうち意味
天をめぐらし地を揺り動かすほど、威力や影響がきわめて大きいこと。転じて、世の中の仕組みや時勢を根本から変えてしまうような大変革・大事業をいう。由来
中国古典に由来する漢語成句です。正確な初出や成立年ははっきりしませんが、遅くとも中国古典の世界で「回天(天をめぐらすほどの力)」「動地(地を動かすほどの力)」という誇張的表現が用いられ、それらを合わせて天地を揺るがすほどの威力や変革を表しました。日本へは漢籍受容を通じて伝わり、明確な時期は不詳ながら中世以降に漢文・文章語として定着したと考えられます。備考
文章語・硬い表現で、歴史・政治・評論などで使われやすいです。日常の小さな変化には大げさになりやすく、社会全体を揺るがす大事件や大改革に向きます。例文
- その新制度の導入は、業界に回天動地の変化をもたらした。
- 維新は、日本社会にとってまさに回天動地の大改革だった。
- 彼は会社再建のため、回天動地ともいえる方針転換を断行した。
- AIの急速な発展は、働き方に回天動地の影響を及ぼしつつある。
- この発見が科学史における回天動地の出来事として記憶されるかもしれない。
類義語
- 驚天動地
- 震天動地
- 天地を揺るがす
- 一大変革
対義語
- 平穏無事
- 現状維持
- 恒常不変