善男善女
読み方
ぜんなん ぜんにょ意味
仏法に帰依し、善行を積む男女のこと。転じて、寺社に参詣する信心深い一般の人々、または善良な男女を広く指す。現代ではやや古風・文語的な表現で、参拝者の群衆を描写する際にも用いられる。由来
仏教語「善男子・善女人」に由来する。「善男子」「善女人」は仏典で仏法を信じる在家の男女を指す語で、漢訳仏典では後漢末〜魏晋南北朝期(2〜6世紀ごろ)から見られる。日本へは仏教伝来後、飛鳥〜奈良時代に受容されたと考えられる。備考
仏教色の強い語だが、神社の参拝者にも慣用的に使われる。やや文章語で、日常会話では「参拝客」「信者」などが一般的。例文
- 初詣の境内は、朝早くから善男善女であふれていた。
- その寺は縁結びの御利益で知られ、休日には多くの善男善女が訪れる。
- 説法を聞こうと、善男善女が本堂に静かに集まった。
- 祭りの日、参道には善男善女の長い列ができた。
- 彼は善男善女に交じって、亡き母のために手を合わせた。
類義語
- 善男子善女人
- 信男信女
- 信心深い人々
- 参詣者
対義語
- 悪人
- 不信心者