問答無用
読み方
もんどう むよう意味
相手の言い分や説明を聞く余地がなく、議論や弁解をいっさい受け付けないこと。『話し合っても無駄』『有無を言わせずにそうする』という強い態度や判断を表す言葉。由来
漢語的な成句で、「問答」は問い答えること、「無用」は不要という意味から成る。正確な初出年や典拠ははっきりしないが、古い漢文調表現を背景に成立したと考えられ、遅くとも近代(明治〜大正期、19世紀末〜20世紀初頭)には日本語で広く用いられていた。備考
強い言い方で、権威的・乱暴な響きを持つことが多い。実際の命令や制止だけでなく、冗談めかして使われることもあるが、相手の弁解を認めない含みがある。例文
- 危険区域に入ろうとした者は、問答無用で係員に止められた。
- 彼は規則違反をしたため、問答無用で退場を命じられた。
- 事情を聞かずに問答無用で叱るのは、公平とは言えない。
- 店長は迷惑行為をする客を問答無用で出入り禁止にした。
- 冗談まじりに、遅刻したら問答無用でおごりだと言われた。
類義語
- 議論無用
- 有無を言わせず
- 一刀両断
対義語
- 熟議
- 対話重視
- 十分な話し合い