問答無用
読み方
もんどう むよう意味
相手の言い分や理由、事情などをいっさい聞かず、問答(やり取り)を許さないで一方的に物事を押し通すこと。「文句を言うな」「理由は聞かない」といった強い命令・威圧のニュアンスを伴う。由来
「問答(禅問答などのやり取り)」と「無用(必要ない)」を合わせた語。相手との議論・説明を不要として退ける意から発達した。四字熟語としての明確な初出年代は不詳だが、近世以降の口語的表現として定着し、近代(明治以降)の文章・会話でも広く用いられる。備考
強い言い方で、乱暴・権力的に響きやすい。冗談や誇張で使う場合もあるが、ビジネス文書では避けるのが無難。例文
- 上司は問答無用で、今日中に提出しろと言った。
- 規則だから問答無用、例外は認めないという態度に反発が起きた。
- 彼は相手の説明を聞かずに問答無用で電話を切った。
- 安全のため、立入禁止区域への侵入は問答無用で退去させられる。
- 母は私の言い訳に取り合わず、問答無用でゲーム機を取り上げた。
類義語
- 有無を言わさず
- 有無を言わせず
- 一方的
- 理非を問わず
- 一刀両断
対義語
- 温厚篤実
- 対話重視
- 話合解決