哀毀骨立
読み方
あいき こつりつ意味
深い悲しみのために心身をひどく損ない、骨が浮き出るほどやせ衰えること。特に、父母など近親者の死を嘆き悲しみ、喪に服すあまり健康を害するほど憔悴するさまをいう。由来
中国の古典に由来する語。『後漢書』韋彪伝に、父母の死後に三年の喪に服して嘆き悲しみ、やせ衰えて骨ばかりの姿になったという記述があり、そこから成句化したとされる。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀前半、432〜445年ごろに編纂した史書。備考
非常に硬い文語的表現で、日常会話ではほとんど使わない。伝記・歴史叙述・弔意を含む文章などで、深い悲嘆と憔悴を強調する語。例文
- 母を失った彼は、周囲が心配するほど哀毀骨立のありさまだった。
- 喪中の祖父は食事も喉を通らず、まさに哀毀骨立というべき姿になってしまった。
- 古い伝記には、孝子が父の死を悲しんで哀毀骨立したと記されている。
- 悲しみは深いだろうが、哀毀骨立に至るまで自分を追い詰めてはいけない。
- 彼女は長年連れ添った夫を亡くし、葬儀の後しばらくは哀毀骨立のようにやつれていた。
類義語
- 形銷骨立
- 憔悴衰弱
- 悲嘆憔悴
- 哀毀瘠立
対義語
- 喜色満面
- 意気軒昂
- 元気溌剌