和顔愛語
読み方
わげん あいご意味
穏やかでにこやかな顔つきと、思いやりのあるやさしい言葉で人に接すること。相手を尊重し、安心感を与える態度を表す。仏教では施しの一つとして、物を与えなくてもできる善行とされる。由来
仏教語。「和顔」は穏やかな顔、「愛語」は慈しみのある言葉の意。出典は浄土教の経典『仏説無量寿経』下巻の「和顔愛語、先意承問」とされる。経の成立時期は諸説あり未詳だが、漢訳は三国時代の252年ごろ、康僧鎧訳と伝えられる。備考
仏教・浄土真宗でよく用いられる語。「わがんあいご」とも読まれるが、仏教語としては「わげんあいご」が広く使われる。例文
- 接客では、和顔愛語を心がけるだけで店の印象が大きく変わる。
- 祖母はいつも和顔愛語で、近所の人たちから慕われていた。
- 部下を叱る場面でも、和顔愛語を忘れずに伝え方を工夫したい。
- 病院の受付スタッフの和顔愛語に、不安だった気持ちが少し和らいだ。
- 和顔愛語の精神は、家庭でも職場でも円満な人間関係を築く助けになる。
類義語
- 和顔悦色
- 和容悦色
- 温言柔語
- 温顔愛語
対義語
- 疾言厲色
- 悪口雑言
- 罵詈雑言