和気致祥
読み方
わき ちしょう意味
人々の心や場の空気が和やかで穏やかであれば、自然にめでたいことやよい結果がもたらされるという意味。家庭・職場・社会などで、争わず調和を保つことの大切さを表す四字熟語。由来
中国の正史『漢書』劉向伝にある「和気は祥を致し、乖気は異を致す」に基づく語です。成立はおおよそ1世紀ごろ(前漢末~後漢初期)。和やかな気は吉祥を招き、乱れた気は災いや異変を招くという中国古典の思想に由来します。備考
やや漢語的で硬い表現。日常会話よりも、座右の銘・社訓・祝辞・書作品などで見かけやすい。対句の「乖気致異」と並べて用いられることもある。例文
- 家庭円満の基本は、和気致祥の心を忘れないことだ。
- 社長は朝礼で和気致祥を掲げ、職場の協力と礼節を説いた。
- 地域の祭りが長く続くのは、住民のあいだに和気致祥の気風があるからだ。
- 対立が深まる今こそ、和気致祥の教えに立ち返るべきだ。
- 祖父は、商売繁盛の土台は和気致祥にあると言っていた。
類義語
- 和気藹々
- 和衷協同
- 円満
対義語
- 乖気致異
- 反目嫉視
- 不和