含蓄玩味
読み方
がんちく がんみ意味
言葉や文章の中に、すぐには表に出ない深い意味や趣(含蓄)が隠されており、それをじっくり味わいながら読み取って理解すること。また、そのように味わうに値する奥行きがあること。由来
「含蓄」は“内に含み、奥深い趣や意味をたたえる”意の漢語、「玩味」は“繰り返し味わい、よく考えて理解する”意の漢語で、いずれも中国古典由来の語。四字熟語としては近代以降(成立年代は不詳)に、文章・詩文評などで「含蓄のある作品を玩味する」趣旨を四字でまとめた表現として定着したとされる。備考
文章・詩歌・発言など「言葉」に用いる硬い語。人や出来事そのものより、表現内容の奥行きを評価する文脈で使う。日常会話ではやや大げさ。例文
- この詩は含蓄玩味に堪え、読むたびに新しい発見がある。
- 古典の一句は短いが、含蓄玩味すると作者の心情が浮かび上がる。
- 社長の挨拶は一見平凡だが、実は含蓄玩味すべき示唆が多い。
- 彼の小説は説明を省くぶん、読者が含蓄玩味して補う余地がある。
- 評論家は作品を含蓄玩味し、言外の意図まで掘り下げて論じた。
類義語
- 含英咀華
- 意味深長
- 熟読玩味
- 咀嚼玩味
対義語
- 浅薄軽率
- 一目瞭然
- 単刀直入