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含英咀華

読み方

がんえい そか

意味

優れた詩文や学問、芸術作品の精髄や美しさを、表面だけでなく深く味わい、かみしめて理解すること。特に、古典や名文を丁寧に読み込み、その本質や美点を自分のものとして吸収するという、格調高い言い方。

由来

中国・唐代(8〜9世紀、803年ごろとされる)の韓愈『進学解』の句「沈浸醲郁、含英咀華」に由来する。もとは詩文の英華を口に含み、花をかみしめるように味わう意で、そこから名文や古典の精華を深く読み取り、自分のものにする意味になった。

備考

文章語・漢文調の硬い表現で、日常会話ではあまり使わない。古典・詩文・芸術を丁寧に鑑賞し、その精華を味わう文脈で用いられることが多い。

例文

  • 彼は中国古典を含英咀華し、そこで得た語感を自作の詩に生かした。
  • 名作は速く読むだけでなく、何度も読み返して含英咀華することが大切だ。
  • 師は学生たちに、『論語』の一節一節を含英咀華するように学べと説いた。
  • 彼女の評論には、長年にわたり和歌を含英咀華してきた深い教養がにじんでいる。
  • この講座では、唐詩の名句を含英咀華しながら、その美しさと思想を味わっていく。

類義語

  • 味読
  • 熟読玩味
  • 玩味
  • 吟味

対義語

  • 走馬看花
  • 一知半解
  • 粗読

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