吉凶禍福
読み方
きっきょう かふく意味
「吉(よいこと)」と「凶(悪いこと)」、「禍(わざわい)」と「福(しあわせ)」のこと。人生や物事には幸運と不運が入り交じって起こり、先々の結果は一定せず、良し悪しが表裏一体であるという意味で用いる。由来
「吉凶」「禍福」という対概念を並べた成語で、漢籍由来の語法による四字熟語。特定の単一典拠(書名・章句)や成立年は明確でないが、古代中国以来の吉凶判断(卜占)や、災いと幸いの転変を説く思想(禍福は糾える縄のごとし等)を背景に、日本では漢文教養の語彙として受容された。備考
やや硬い語で、文章語・格言的に用いられることが多い。「吉凶」と「禍福」は重なりがあるため、強調の並列として理解するとよい。例文
- 人生の吉凶禍福は予測しがたく、備えだけは怠れない。
- 吉凶禍福は紙一重だから、うまくいっている時ほど慎重に行動した。
- 彼は吉凶禍福を達観しており、成功にも失敗にも動じない。
- 吉凶禍福の分かれ目は、日々の小さな選択にあると思う。
- 占いは当たる当たらないより、吉凶禍福を考えるきっかけとして面白い。
類義語
- 禍福糾纆
- 禍福無常
- 吉凶未卜
対義語
- 一喜一憂(※対立というより「結果に振り回される」側)