合従連衡
読み方
がっしょう れんこう意味
利害に応じて複数の勢力が結んだり離れたりしながら、自分に有利な態勢を築こうとすること。もとは中国戦国時代の外交策を指し、転じて、国家・政党・企業などの複雑な同盟、提携、対立関係全般をいう。由来
中国の戦国時代(紀元前4〜3世紀ごろ)に由来する語です。「合従」は蘇秦が唱えた、韓・魏・趙・燕・斉・楚などが南北に連合して秦に対抗する策、「連衡」は張儀が唱えた、諸国が秦と個別に結んでその連合を崩す策をいいます。この二つを並べた「合従連衡」が、諸勢力の同盟と離反をめぐる外交・政治戦略の総称として用いられるようになりました。備考
主に政治・外交・国際関係で使うが、企業提携や業界再編にも比喩的に用いる。本来の「合従」と「連衡」は別々の対立する外交策である点に注意。例文
- 戦国時代の諸侯は、秦に対抗するため合従連衡を繰り返した。
- 国際情勢が不安定になるほど、周辺国の合従連衡は複雑さを増す。
- 業界再編の波の中で、企業同士の合従連衡が相次いでいる。
- 選挙を前に、各党の合従連衡が連日のように報じられた。
- 彼は地域団体の合従連衡を巧みにまとめ、新しい連盟を発足させた。
類義語
- 離合集散
- 同盟戦略
- 外交駆け引き
対義語
- 単独行動
- 単独外交
- 孤立主義