各個撃破
読み方
かっこ げきは意味
相手や課題をまとめて扱わず、連携したり集結したりする前に、一つ一つ切り離して順番に打ち破ること。もとは軍事で、優勢な敵を分散させて部分ごとに倒す戦法をいう。転じて、仕事・交渉・勉強などで、複数の問題を個別に処理して解決していく意味でも使う。由来
近代以降の軍事用語です。「各個」は“それぞれ別々に”、“撃破”は“攻めて打ち破る”という意味で、兵力で劣る側が敵を分断し、一部ずつ倒す戦法を表しました。西洋兵学の影響を強く受けた明治時代後期(19世紀後半~20世紀初頭)には日本語として定着したと考えられますが、正確な初出年は明確ではありません。備考
もとは軍事用語で、現在はビジネス・スポーツ・勉強などにも比喩的に使います。相手を一つずつ片づけるニュアンスがあり、場面によってはやや攻撃的に響くことがあります。例文
- 劣勢の軍は、敵が集結する前に各個撃破を狙った。
- 営業部は大口案件を一度に追わず、見込み客を各個撃破して成果を伸ばした。
- 複雑な問題でも、論点を各個撃破していけば解決の糸口が見える。
- 監督は相手の主力選手を各個撃破する作戦を立てた。
- 試験勉強では苦手分野を各個撃破するつもりで、一単元ずつ復習した。
類義語
- 個別撃破
- 逐次撃破
- 分断撃破
対義語
- 一網打尽
- 一括処理
- 一斉攻撃