各個撃破
読み方
かくこ げきは意味
敵や問題など、まとまっている相手を一度に相手取らず、分散して孤立したものから順に攻撃・処理していくこと。転じて、複数の課題や相手を個別に切り分け、優先順位をつけて一つずつ片付けるやり方もいう。由来
軍事用語としての「各個」「撃破」から成る語で、集団を分断し、各部を別々に叩いて勝利する戦法を指す。中国古典に直接同形の成語としての成立時期ははっきりせず(不詳)だが、近代以降の戦術概念(ナポレオン期以降に体系化された「各個撃破」=defeat in detail)として日本語に定着したとされる。備考
本来は軍事・戦術の語で、ビジネスや学習の「課題を一つずつ処理する」比喩としても用いる。相手を分断して叩く含意があるため、対人場面では攻撃的に響くことがある。例文
- 大軍を相手にするより、補給線を断って各個撃破するのが現実的だ。
- 反対勢力は一枚岩ではない。連携を崩して各個撃破を狙え。
- 課題が山積みでも、工程を分けて各個撃破すれば必ず終わる。
- 面接では質問を各個撃破するつもりで、要点を短く答えた。
- クレーム対応は一括で片付けず、案件を整理して各個撃破した。
類義語
- 分割統治
- 各個撃滅
- 逐次撃破
対義語
- 一網打尽
- 一括処理
- 同時進行