右顧左眄
読み方
うこ さべん意味
右を振り返り左を横目で見る意から、周囲の様子や人の意見ばかり気にして、決断できず迷うこと。自分の考えを定められず、あれこれためらう態度をいう。由来
古代中国の漢文表現に由来する。「顧」は振り返って見る、「眄」は横目で見る意。類形の「左顧右眄」は三国時代(3世紀)の魏の文人・曹植の文章などに見え、左右を見回す動作から、のちに周囲を気にして決断を欠く意味で用いられるようになった。日本での定着時期は明確には不明。備考
文章語・硬い表現で、批判的に使われることが多い。「左顧右眄」も同義で、こちらを見出しに立てる辞書もある。例文
- 彼は上司と部下の反応を気にして右顧左眄し、結局どちらの案も選べなかった。
- 改革には覚悟が必要で、右顧左眄しているだけでは何も変わらない。
- 会議で右顧左眄する彼の態度に、参加者たちは不信感を抱いた。
- 進路を決める時期に、友人の意見ばかり聞いて右顧左眄していては後悔する。
- リーダーが右顧左眄せず方針を示したため、チームは一気にまとまった。
類義語
- 左顧右眄
- 優柔不断
- 逡巡躊躇
- 遅疑逡巡
- 躊躇逡巡
対義語
- 即断即決
- 直情径行
- 勇往邁進
- 一意専心
- 初志貫徹