右顧左眄
読み方
うこさべん
意味
周囲を気にして右や左を見回し、ためらったり決断できずにいるさま。きょろきょろして落ち着かない態度もいう。
由来
中国古典由来の成句。『史記』などに見える「顧(ふりかえる)」「眄(よこめでみる)」の語を用い、右を顧み左を眄る意から「周囲に気を取られる」意味になった。成立年代は不詳。
備考
「右顧左眄(うこさべん)」はやや硬い文章語。臆病・優柔不断・落ち着きのなさを批判的に述べることが多い。表記はこの形が一般的。
例文
- 新しい職場で右顧左眄してばかりでは、信頼は得られない。
- 批判を恐れて右顧左眄するより、まず一歩踏み出そう。
- 会議中、部長の顔色をうかがって右顧左眄している社員が目立った。
- 彼は周囲の視線に右顧左眄し、結局は意見を言えなかった。
- 右顧左眄せず、方針を決めたら最後までやり抜くべきだ。
類義語
- 右往左往
- 周章狼狽
- 優柔不断
- 逡巡躊躇
- 瞻前顧後
対義語
- 一心不乱
- 前進あるのみ
- 勇往邁進