右往左往
読み方
うおう さおう意味
予想外の出来事に直面し、どうしてよいかわからず、右へ左へと落ち着きなく動き回ること。そこから転じて、慌てふためいて混乱し、適切な対応ができないさまも表す。由来
中国古典に由来するとされる漢語成句で、「右に行き、左に行く」、つまり方向が定まらず行き来する意から生まれた。日本には漢籍の受容とともに伝わり、遅くとも近世までに定着したとみられるが、明確な初出年は不詳。備考
実際にあちこち動き回る意味にも、混乱して対応に迷う比喩にも使う。多くは「右往左往する」の形で用い、慌てた様子をやや否定的に表す。例文
- 突然のシステム障害で、現場は対応に追われて右往左往した。
- 初めての空港で搭乗口が見つからず、私はしばらく右往左往してしまった。
- 社長の急な方針転換に、社員たちは右往左往している。
- 災害時に不確かな情報が広まると、人々は右往左往しやすい。
- 締切直前に必要な資料が消えて、チーム全員が右往左往した。
類義語
- 周章狼狽
- 狼狽周章
- あたふたする
- 東奔西走
対義語
- 泰然自若
- 冷静沈着
- 落ち着き払う