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古今無双

読み方

ここん むそう

意味

昔から今に至るまで、並ぶものがないほどすぐれていること。また、そのような人や物をいう。「古今」は過去から現在まで、「無双」は比べる相手がいないという意味で、最大級の賛辞として使われる。

由来

「古今」は昔から今まで、「無双」は並ぶものがないことを表す漢語から成る表現。明確な初出は不詳だが、中国系の漢語表現を背景に、日本では中世(鎌倉〜室町期、13〜16世紀ごろ)以降の文芸や人物評・作品評で用いられ、近世までに「時代を通じて比肩するものがない」という意味で定着した。

備考

やや文語的で、最上級の賛辞として使う。人物・作品・技量・美しさなどに広く用いられるが、日常会話では少し大げさに響くことがある。

例文

  • 彼女の歌声は古今無双と評され、多くの聴衆を魅了した。
  • この名工が打った刀は、古今無双の名品として今も語り継がれている。
  • その武将は知略と勇気を兼ね備えた古今無双の英雄だと言われる。
  • 町の人々は、祭りを立て直した彼の手腕を古今無双だとたたえた。
  • 美術館では、古今無双の筆致を示す代表作としてこの屏風が展示されている。

類義語

  • 天下無双
  • 比類無双
  • 空前絶後
  • 唯一無二
  • 当代随一

対義語

  • 平凡無奇
  • 月並み
  • ありふれたもの

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