口誅筆伐
読み方
こうちゅう ひつばつ意味
言葉で責め立て、文章でも書き立てて、相手の罪や欠点、不正などを激しく非難・攻撃すること。口頭と文筆の両方で徹底的に批判する意。由来
「誅」は罪を責める、「伐」は討つ・攻める意。中国の漢文表現に由来し、遅くとも宋代(10〜13世紀)ごろには同系の用法が見られるとされます。単独の初出作品は断定しにくいものの、日本には漢籍の受容を通じて伝わり、言葉と文章の両面から厳しく非難する四字熟語として定着しました。備考
多くは「口誅筆伐する」「口誅筆伐を加える」の形で使います。強い非難を表す語で、政治・社会問題や不祥事の文脈で用いられることが多いです。例文
- 汚職事件が発覚すると、その政治家は新聞やテレビで口誅筆伐された。
- 作家は権力の腐敗を口誅筆伐するため、鋭い評論を書き続けた。
- 失言の直後、彼はSNS上で口誅筆伐の的になった。
- 週刊誌が企業の不正を口誅筆伐し、世論もいっそう厳しくなった。
- ただ相手を口誅筆伐するだけでなく、改善策まで示してこそ建設的な批判だ。
類義語
- 痛烈批判
- 糾弾
- 酷評
- 非難攻撃
- 弾劾
対義語
- 賞賛
- 称賛
- 礼賛
- 擁護
- 弁護