口耳講説
読み方
こうじ こうせつ意味
口で言って耳で聞くだけで、実際に行動したり体験したりしないまま、理屈や学説を語り合うこと。知識や議論が口先にとどまり、実践を伴わない態度を批判的にいう。由来
出典は中国古典由来の語とされるが、特定の典拠(書名・章句)や成立年代は辞書類でも明確に示されないことが多く、詳しい年代は不明。「口耳」は口で言い耳で聞くだけの意、「講説」は講じて説くことを表し、学問が実行に結びつかないさまを戒める語として用いられてきた。備考
「口で言い、耳で聞くだけ」の意から、実践を伴わない議論・学問を非難する語。やや硬い文語的表現で、評論・文章語で見かけやすい。例文
- 会議は口耳講説に終始し、結局だれも現場の改善に動かなかった。
- 彼の改革案は立派だが、口耳講説では意味がないのでまず試行してほしい。
- 口耳講説を重ねるより、手を動かして検証するほうが早い。
- 教育は知識の伝達だけでなく、口耳講説に陥らない体験学習が重要だ。
- 理想を語るのは大切だが、口耳講説で満足していては社会は変わらない。
類義語
- 口頭講説
- 口談義
- 口先三寸
- 口先だけ
- 空理空論
対義語
- 躬行実践
- 実行躬行
- 実践躬行