口耳四寸
読み方
こうじ しすん意味
口先だけが達者で、うわべの言葉で人を言いくるめたり、調子よく話してごまかしたりすること。実行や誠意が伴わない「口がうまいだけ」の状態を、やや否定的にいう。由来
中国の成語に由来する語。耳から口までの距離(四寸=約12cmほど)をたとえ、耳で聞いたことをすぐ口にしてしまう、また口先がよく回る意を表すとされる。成立年代・初出の文献や時代は特定しにくく不詳。備考
否定的に「口先がうまい」「口が達者」をいう語。人を評価する際は強い非難に聞こえることがある。日常会話より文章語寄り。例文
- 彼は口耳四寸で、いくらでも都合のいい説明を並べる。
- 口耳四寸の言い訳より、まず結果を見せてほしい。
- 口耳四寸に聞こえるから、根拠となる資料を添えて話して。
- あの営業トークは口耳四寸だと感じたが、契約内容は冷静に確認した。
- 口耳四寸でその場を丸め込んでも、後で信用を失うだけだ。
類義語
- 口八丁手八丁
- 弁口巧言
- 能弁多舌
対義語
- 沈黙寡言
- 口重不言