反面教師
読み方
はんめん きょうし意味
よくない言動や失敗例を見て、それを自分への戒めや学びに変える対象のこと。単に「悪い見本」というだけでなく、「同じ失敗を繰り返さないための教材・教訓になる人や出来事」を指す。由来
中国の現代語に由来する表現で、「正面教師」(模範となる教師・手本)に対する語です。失敗や欠点を示す側から学ぶ存在を意味しました。成立の正確な年は不詳ですが、20世紀前半〜中頃の中国で広まり、日本では戦後の昭和期に一般化したと考えられます。備考
「〜を反面教師にする」「反面教師として学ぶ」の形でよく使う。人だけでなく、事件・失敗・制度などにも用いられる。例文
- 先輩の準備不足を反面教師として、私は前日までに資料をそろえるようにしている。
- その企業の不祥事を反面教師にして、私たちは情報管理の体制を見直した。
- 彼の強引な話し方を反面教師にして、私は相手の意見を最後まで聞くようにしている。
- 歴史上の失政を反面教師として、同じ過ちを繰り返さない政策判断が必要だ。
- 子どもには、他人の失敗をただ笑うのではなく、反面教師として学んでほしい。
類義語
- 他山の石
- 悪い手本
- 悪例
- 負の見本
対義語
- 正面教師
- 模範
- 手本