即断即決
読み方
そくだん そっけつ意味
その場でためらわずに判断し、すぐに決定すること。状況を素早く見極め、時間をかけずに方針や対応を定める様子をいう。多くは決断力の高さを評価して使うが、文脈によっては拙速・独断の含みを帯びることもある。由来
「即断」(すぐに判断すること)と「即決」(その場で決めること)を重ねた漢語的表現。中国古典に典拠をもつ成句というより、近代以降の日本語で成立した語と考えられる。正確な成立年は不詳だが、少なくとも昭和後期には経営・営業・政治などで広く用いられていた。備考
主にビジネスやリーダーシップの文脈で肯定的に使われる。反面、十分な検討を欠く場合は「拙速」「独断的」という否定的評価にもつながる。例文
- 社長は市場の変化を見て、即断即決で新製品の投入を決めた。
- 災害時には、現場責任者の即断即決が人命を左右することがある。
- 彼の長所は、情報を整理したうえで即断即決できる点だ。
- 即断即決ばかりが良いわけではなく、ときには慎重な検討も必要だ。
- 会議では結論が出ず、即断即決のできるリーダーの不在が浮き彫りになった。
類義語
- 当機立断
- 迅速果断
- 電光石火
対義語
- 優柔不断
- 遅疑逡巡