危急存亡
読み方
ききゅうそんぼう
意味
事態がきわめて切迫し、国や組織・人の生死や存続が危ういこと。危機が目前に迫り、存亡がかかった瀬戸際の状況をいう。
由来
「危急」は危険が差し迫ること、「存亡」は存続するか滅びるかの意。中国古典由来の語で、出典・成立年代は特定しにくい(不詳)ものの、漢文語として古くから用いられ、日本でも漢語として定着した。
備考
硬い文章語で、公的文書・報道・演説などで多用。個人の些細な困難には大げさになりやすい。「危急存亡の秋(とき)」の形でもよく使う。
例文
- その国は危急存亡の局面に立たされている。
- 資金繰りが尽きれば、会社は危急存亡の危機に陥る。
- 災害対応の遅れは地域の危急存亡に関わる。
- 彼は危急存亡の場面で冷静に判断した。
- 同盟の決裂は両国にとって危急存亡の問題となった。
類義語
- 危機一髪
- 一触即発
- 存亡の危機
- 絶体絶命
- 危機瀕臨
対義語
- 安泰無事
- 安全無事
- 泰平無事