千里迢遥
読み方
せんり ちょうよう意味
非常に遠く離れていて、道のりがはるかなこと。文字どおり千里も隔たるほどの遠方をいい、転じて時間・立場・心の隔たりが大きいことをたとえていう場合もある。由来
「千里」はきわめて長い距離、「迢遥」ははるかに遠いさまを表す語。中国古典に由来する漢語表現で、正確な初出年は不詳。日本では漢籍受容が進んだ奈良〜平安期以降の文語・漢文脈で用いられてきた。備考
文語的で硬い表現。日常会話では「はるか遠い」「遠路はるばる」などに言い換えることが多い。実際の距離だけでなく、時間や心の隔たりの比喩にも使える。例文
- 千里迢遥の地から、恩師へ手紙を送った。
- 彼は千里迢遥の旅を経て、ようやく故郷に帰り着いた。
- 海を隔てた千里迢遥の異国で、彼女は研究を続けている。
- 理想と現実のあいだには、なお千里迢遥の隔たりがある。
- 昔の巡礼者にとって、この寺への道はまさに千里迢遥であった。
類義語
- 千里迢迢
- 迢迢千里
- 遠路はるばる
- はるか彼方
対義語
- 近在咫尺
- 目と鼻の先
- すぐそこ