千里同風
読み方
せんりどうふう
意味
遠く千里離れた所でも同じ風が吹くように、世の中がよく治まり、風俗・政治が全国で一様に整っていることのたとえ。
由来
中国古典由来の成語で、古くは「万里同風」と並んで、天下が統一され教化が行き届いた理想の治世をたたえる表現として用いられた。成立年代(具体的な年・時代)は不詳。
備考
「天下泰平」に近い漢語的表現で、現代会話では硬め。全国的に同一の政治・風俗が行き届く意を含むため、文脈により「画一化」のニュアンスに注意。
例文
- 新政の成果で国内は千里同風となり、どの地方も治安が安定した。
- 交通網が整備され、文化や情報が行き渡って千里同風の世に近づいた。
- 乱世が終わり、千里同風の治世が訪れたと史書は記す。
- 千里同風といえるほど、法や制度が全国に徹底している。
- 理想は千里同風だが、地域の多様性も尊重したい。
類義語
- 天下泰平
- 四海兄弟
- 万里同風
- 万邦和親
対義語
- 一国独立
- 各自勝手