千方百計
読み方
せんぽう ひゃっけい意味
目的を達成するために、考えられる限りのさまざまな方法や手段を尽くすこと。また、その多くの方策や計略。困難な状況を打開しようとして、あれこれ工夫を重ねる場合に用いる。由来
「千方」は多くの方法、「百計」は多くのはかりごと・方策の意で、どちらも数の多さを表す漢語表現。中国古典語に由来する成語で、同義の「千方万計」「百計千方」とも関係が深い。出典を一書に特定することは難しいが、中国では南宋期の朱子語録類、13世紀ごろには類似表現が見られる。日本での定着時期は未詳。備考
やや硬い文章語・漢語的表現。単に努力するだけでなく、「多くの方策を考え、手を尽くす」ニュアンスが強い。中国語でもよく用いられる。例文
- 研究チームは千方百計を尽くして、実験の失敗原因を突き止めた。
- 資金繰りが悪化した会社は、千方百計して事業の継続を図った。
- 彼女は迷子になった犬を見つけるため、千方百計の手を打った。
- 交渉が難航したが、担当者は千方百計をめぐらせて合意にこぎつけた。
- 村人たちは干ばつを乗り切るため、千方百計で水源を探した。
類義語
- 千方万計
- 百計千方
- 万策を尽くす
- あらゆる手段
- ありとあらゆる方法
対義語
- 無為無策
- 束手無策
- 無策
- 手詰まり