千思万考
読み方
せんし ばんこう意味
あれこれと何度も深く考えること。結論を急がず、さまざまな可能性や事情を十分に思いめぐらせる意。『千』『万』は数の多さを強調し、非常に念入りに熟考するさまを表す。由来
中国の漢語的な表現に基づく四字熟語と考えられますが、特定の初出文献や成立年代は未詳です。『千』『万』は回数・程度の多さを強調し、『思』『考』という近い意味の字を重ねて、幾度も考え抜くことを表します。日本でも文章語として定着しました。備考
やや文章語・古風な響きのある表現。日常会話より、小説・評論・演説で見かけやすい。『千思万考の末』『千思万考する』の形でよく使う。例文
- 新規事業に踏み切る前に、社長は千思万考の末、計画を一年延期した。
- 彼は返事を書くまでに千思万考したが、最後は率直な言葉を選んだ。
- 研究テーマの選定には、千思万考を重ねるだけの時間が必要だ。
- 千思万考して出した結論なのだから、自信を持って進めばよい。
- 進路に迷った私は、家族や先生の意見も聞きながら千思万考した。
類義語
- 深思熟慮
- 千思万慮
- 熟慮
- 思案
対義語
- 軽挙妄動
- 浅慮
- 無思慮