勤倹力行
読み方
きんけん りっこう意味
仕事や学問にまじめに励み、ぜいたくを避け、強い意志で実行につとめること。勤勉と倹約を重んじ、考えを口先だけで終わらせず、実際の行動に移す姿勢を表す。個人の生活態度や組織の理念として用いられる。由来
「勤倹(勤勉で倹約すること)」も「力行(努力して実行すること)」も中国古典に由来する語です。これらを合わせた「勤倹力行」の正確な初出年は未詳ですが、日本では明治時代(19世紀後半)に修身教育・校訓・社訓などの道徳的標語として広く定着しました。備考
やや硬く古風な表現で、日常会話よりも校訓・社訓・演説・文章で見かけます。単なる節約ではなく、勤勉さと実践力まで含めてほめる語です。例文
- 祖父は勤倹力行を旨として、無駄な出費を嫌った。
- その会社は創業以来、勤倹力行の精神を社是に掲げている。
- 明治期の修身教育では、勤倹力行が重要な徳目とされた。
- 彼は派手な生活を避け、勤倹力行を実践して研究資金を蓄えた。
- 校訓の『勤倹力行』には、学んだことを行動で示すという意味も込められている。
類義語
- 質素倹約
- 刻苦勉励
- 実践躬行
- 倹約勤勉
対義語
- 怠惰放逸
- 贅沢三昧
- 遊惰安逸