功名栄達
読み方
こうみょう えいたつ意味
手柄を立ててよい評判を得て、社会的に高い地位や豊かさを手に入れることをいいます。名声・成功・出世を強く求めること、またその結果として栄えることを表す、やや文語的で硬い言い方です。由来
「功名」は手柄による名声、「栄達」は栄えて高い地位にのぼることを意味する漢語です。この二語を重ねてできた四字熟語で、特定の一つの中国古典を典拠とする表現ではないとされます。個々の語は中国古典に由来し、日本では江戸時代ごろまでに広く用いられ、近世以降に「功名栄達」の形が定着したと考えられます。初出の厳密な年代は未詳です。備考
現代では日常会話より文章語・評論・歴史物で見かけやすい表現です。単なる成功よりも、世俗的な名声や出世への強い志向を含むことがあり、文脈によってはやや批判的な響きもあります。例文
- 彼は若いころから功名栄達を夢見て、学問と仕事に励んだ。
- 功名栄達ばかりを追い求める生き方に疑問を感じる人もいる。
- 戦国の武将たちは、功名栄達を目指して戦場で武功を競った。
- 親は息子に功名栄達を望んだが、本人は静かな暮らしを選んだ。
- この小説は、功名栄達の果てに人が何を失うのかを描いている。
類義語
- 立身出世
- 栄耀栄華
- 功成名遂
- 栄華
対義語
- 不遇
- 失意
- 没落
- 雌伏