漢字辞典.com

剛愎自用

読み方

ごうふく じよう

意味

気性が強く意地を張り、他人の忠告や意見を聞かずに、自分の考えだけを正しいとして押し通すこと。頑固で独善的な態度を批判していう四字熟語。

由来

中国古典に由来する成語。「剛愎」は『春秋左氏伝』(戦国時代成立、紀元前4世紀頃)の「剛愎不仁」に見え、「自用」は『書経』の「自用則小」に見える語。両語が結びついた時期は不詳だが、中国で古くから頑固で独断的な人物評として用いられ、日本にも漢籍を通じて伝わった。

備考

強い非難を含む語で、日常会話より評論・人物評・歴史叙述などで用いられる。目上の人に直接使うと非常に失礼になりやすい。

例文

  • 彼は剛愎自用な性格で、部下の提案をほとんど聞き入れない。
  • 社長の剛愎自用が原因で、優秀な社員が次々と会社を去っていった。
  • 会議では剛愎自用に陥らず、異なる意見にも耳を傾けるべきだ。
  • 名将であっても、剛愎自用になれば判断を誤ることがある。
  • 彼女は自信家だが、剛愎自用というほど他人を無視するわけではない。

類義語

  • 頑迷固陋
  • 独断専行
  • 意固地
  • 我田引水
  • 唯我独尊

対義語

  • 虚心坦懐
  • 付和随行
  • 和衷協同
  • 従順謙虚

この四字熟語に含まれる漢字