前途多難
読み方
ぜんとたなん
意味
これから先の道のり(将来)に、困難や障害が多く待ち受けていること。先行きが厳しい状況をいう。
由来
「前途(これからの行く先)」+「多難(困難が多い)」から成る漢語。中国古典由来の成句として漢文で用いられ、日本でも近世以前から漢語として定着したが、成立年代は特定不明。
備考
将来の見通しが厳しいことを述べる改まった表現。人や計画に対し「前途多難だ」と断定すると冷たく響く場合があるため、「前途多難が予想される」など婉曲も可。
例文
- 新事業は資金繰りも不安で、まさに前途多難だ。
- 海外赴任が決まったが、言葉の壁を思うと前途多難である。
- 彼の政治改革は反対勢力が強く、前途多難が予想される。
- けが明けの復帰戦で、調整不足もあり前途多難のスタートとなった。
- 引っ越したばかりで手続きが山積みだ。前途多難だな。
類義語
- 多事多難
- 前途遼遠
- 艱難辛苦
- 困難続出
対義語
- 前途洋々
- 一路順風
- 順風満帆
- 万事順調