前後左右
読み方
ぜんご さゆう意味
前・後ろ・左・右のこと。また、それらをまとめて、自分のまわりのあらゆる方向や周囲全体を指す言い方。物理的な方角を表すほか、広く周囲の状況に注意を向ける意味合いで使われることもある。由来
『前』『後』『左』『右』という基本的な方位語を並べた漢語表現に由来する。特定の故事成語ではなく、中国古典に見られる方向列挙の言い方が日本に伝わったものと考えられる。正確な成立年は不明だが、日本では漢文受容が進んだ奈良〜平安期以降に広まったとみられる。備考
単に方角を列挙する普通名詞的表現として使われることが多く、比喩的な四字熟語の色合いはやや薄い。安全確認や周囲の描写でよく用いられる。例文
- 交差点では、前後左右をよく確認してから道路を渡ってください。
- 暗い洞窟に入ると、前後左右の感覚がわからなくなった。
- 前後左右を山に囲まれた小さな集落で、彼は育った。
- 地震で建物が前後左右に大きく揺れ、立っていられなかった。
- スタジアムは前後左右どこを見ても観客で埋め尽くされていた。
類義語
- 四方八方
- 四面八方
- 東西南北
- あらゆる方向