刻舟求剣
読み方
こくしゅう きゅうけん意味
時勢や状況が変わっているのに、古い考え方や方法にこだわり、現実に合わない判断をすること。変化に応じて柔軟に対応できない愚かさを戒める語。由来
中国戦国時代末期の書『呂氏春秋』察今篇に見える故事に由来する。紀元前239年ごろ成立。楚の人が舟から剣を落とし、舟べりに印を刻んで後でその下を探したが、舟は動いており剣は見つからなかったという話から。備考
文章語・評論調で使われることが多い。単に保守的というより、状況変化を見落として不合理な行動をする点を批判する語。例文
- 昔の成功例だけを頼りに新市場へ挑むのは、まさに刻舟求剣だ。
- 制度が変わったのに旧来の手続きを守り続けるのは刻舟求剣に等しい。
- 上司は前例を重んじるあまり、刻舟求剣の判断をしてしまった。
- 技術の進歩を無視して紙の台帳にこだわるのは、刻舟求剣と言われても仕方がない。
- 時代に合わない教育方針を続ければ、刻舟求剣のそしりを免れない。
類義語
- 守株待兎
- 旧態依然
- 墨守成規
- 頑迷固陋
対義語
- 臨機応変
- 随機応変
- 当意即妙
- 融通無碍