切磋琢磨
読み方
せっさ たくま意味
学問・技芸・人格などについて、仲間どうしが励まし合い、競い合いながら互いに向上していくこと。もとは材料を切ったり磨いたりして仕上げる意で、そこから自分を磨き上げるたとえになった。由来
古代中国の詩集『詩経』の「衛風・淇奥」にある「如切如磋、如琢如磨」に由来する。骨や角、玉や石を切り、削り、打ち、磨いて美しく仕上げる作業を、人が学問や徳を磨くことにたとえた表現である。『詩経』は紀元前11〜6世紀ごろの詩を収め、編纂はおよそ紀元前6世紀ごろとされる。備考
主に学問・仕事・スポーツなどで、仲間やライバルと互いに高め合う前向きな関係を表す。やや改まった語で、個人の努力だけでなく相互作用を含む点が特徴。例文
- 私たちは研究仲間として切磋琢磨し、よりよい成果を目指している。
- 高校時代にライバルと切磋琢磨した経験が、今の自分の基礎になった。
- この道場には、互いに切磋琢磨できる環境が整っている。
- 若い職人たちが切磋琢磨することで、店全体の技術力が上がった。
- 同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら、資格試験の勉強を続けた。
類義語
- 相互啓発
- 研鑽
- 鍛錬
- 互いに高め合うこと
対義語
- 独善
- 怠惰
- 馴れ合い
- 停滞