切歯扼腕
読み方
せっし やくわん意味
激しい怒りや悔しさのあまり、歯ぎしりをし、自分の腕を強く握りしめること。思いどおりにならない状況や、相手への憤り・無念さを抑えきれないほど強く感じているさまを表す。由来
「切歯」は歯ぎしりすること、「扼腕」は自分の片手でもう一方の腕を強く握ること。いずれも中国古典に見える激しい憤怒・無念の身体表現に由来する。四字成語としての成立時期は不詳だが、漢籍由来の語として日本でも用いられる。備考
文章語・硬い表現で、日常会話ではあまり使わない。怒りだけでなく、強い無念・悔恨を強調する場面に適する。例文
- 目前で逆転負けを喫し、選手たちは切歯扼腕の思いでベンチに戻った。
- 長年の研究成果を盗用されたと知り、彼は切歯扼腕して抗議文を書いた。
- 不正が見逃された判定に、観客は切歯扼腕の表情を浮かべた。
- あと一歩で契約を逃した営業部は、切歯扼腕しながら次の戦略を練った。
- 理不尽な処分を受けた彼女は、切歯扼腕の悔しさを胸に再起を誓った。
類義語
- 咬牙切歯
- 切歯痛憤
- 怒髪衝天
- 悲憤慷慨
対義語
- 泰然自若
- 平心静気
- 欣喜雀躍
- 喜色満面