冷汗三斗
読み方
れいかん さんと意味
恐怖・緊張・恥ずかしさなどで、全身から大量の冷や汗が出るほどひどくあわてること。「三斗」は非常に多い量のたとえで、現実に三斗の汗が出るという意味ではなく誇張表現。由来
中国の故事・漢語に由来する表現で、「冷汗」は冷や汗、「三斗」は斗(ます)の単位を用いて「非常に多量」を誇張する言い方。日本では漢籍受容以後(具体的な初出年代は不詳だが、江戸期以降の漢文訓読・文語表現として定着)に四字熟語として用いられるようになった。備考
実際の量ではなく「大量の冷や汗が出るほど」の誇張。文章語・硬めの表現で、日常会話では「冷や汗が出る」「肝を冷やす」が自然。例文
- 社長の前で資料を取り違え、冷汗三斗の思いをした。
- 突然名前を呼ばれて壇上に上がることになり、冷汗三斗だった。
- 試験中に計算ミスに気づいて、冷汗三斗で解き直した。
- 秘密がばれたかと思った瞬間、冷汗三斗で言葉が出なかった。
- 子どもが道路に飛び出しそうになり、冷汗三斗で抱き止めた。
類義語
- 冷汗千斗
- 戦戦恐恐
- 顔面蒼白
- 肝を冷やす
- 冷や汗が出る
対義語
- 泰然自若
- 平心静気
- 悠然自得