再起不能
読み方
さいき ふのう意味
一度受けた損害・打撃・故障・失敗などがあまりに大きく、もう元の状態に戻れないこと。また、立ち直ったり復活したりする見込みがないこと。人の身体や精神、会社・組織、機械、評判など、回復不可能な深刻な状態について使う。由来
「再起」は再び立ち上がること、「不能」はできないことを表す漢語で、この二語が結び付いた表現です。中国古典の故事成語に直接由来するというより、漢語を組み合わせた近代以降の一般的な四字表現と考えられます。正確な初出年は不詳ですが、明治末〜昭和前期ごろには医療・経営・スポーツなどで広く通用していたとみられます。備考
事故・病気・経営・選手生命・信頼失墜など、回復の見込みがほぼない深刻な場面で使う。断定の度合いが強いため、軽い失敗には大げさに響きやすい。例文
- 大けがを負い、彼は選手としては再起不能だと言われた。
- 不正会計が発覚し、その会社は再起不能に近い打撃を受けた。
- 落下の衝撃でパソコンの基板が壊れ、再起不能になった。
- 信頼を失えば、ブランドは再起不能なほど傷つくことがある。
- 医師は、処置が遅れれば神経が再起不能になる恐れがあると説明した。
類義語
- 回復不能
- 復活不能
- 立ち直れない
- 取り返しがつかない
対義語
- 起死回生
- 捲土重来
- 再起
- 復活