円転滑脱
読み方
えんてん かつだつ意味
言動や態度が角立たず、状況に応じて自由自在に変化し、物事を滞りなく巧みに処理すること。人づきあい・交渉・話しぶりなどが、滑らかでこだわりがなく、機転が利くさまをいう。由来
「円転」は円いものがころがるように滞りなく変化すること、「滑脱」はなめらかでこだわりがなく自在なこと。漢語由来の語を重ねた成語だが、特定の典拠や初出年代は不詳。日本では近代以降の文章語・評論語として定着したとみられる。備考
褒め言葉として使われることが多いが、文脈によっては「調子がよい」「本音が見えない」という含みを帯びることもある。日常会話より文章語・評論語寄り。例文
- 彼の円転滑脱な司会のおかげで、緊張した会議も和やかに進んだ。
- その外交官は円転滑脱な応対で、難しい交渉を無事にまとめた。
- 円転滑脱に振る舞うことは大切だが、信念まで曲げてはいけない。
- 彼女の円転滑脱な話術には、初対面の相手を安心させる力がある。
- 社内の利害が対立する場面でも、部長は円転滑脱に調整役を務めた。
類義語
- 融通無碍
- 臨機応変
- 当意即妙
- 八面玲瓏
- 縦横無尽
対義語
- 四角四面
- 杓子定規
- 頑固一徹
- 頑迷固陋