内柔外剛
読み方
ないじゅう がいごう意味
外見や態度は柔らかく穏やかに見えるが、内面には強い意志や芯の強さ、譲れない信念を持っていること。人の性格・人物評として用いられ、表面上の物腰の柔らかさと内なる剛さの対比を表す。由来
中国古典由来の成語系表現で、「内(うち)は柔、外(そと)は剛」という対句的な構成から生まれた語とされる。特定の典拠(書名・章句)や成立年は諸説あり、明確には特定しにくい(成立時期は不詳)。日本では漢文素養の浸透(中世〜近世以降)とともに人物評の語として定着した。備考
人物の性格評で用いるのが一般的。外見や言葉遣いの「柔」と、信念・意志の「剛」の両面を褒める文脈が多いが、状況により皮肉にもなり得る。例文
- 彼は普段は物腰が柔らかいが、いざという時は譲らない内柔外剛の人だ。
- 内柔外剛の上司で、部下には優しいが方針は一切ぶれない。
- 彼女の内柔外剛なところに、周囲は自然と信頼を寄せている。
- 交渉では内柔外剛を心がけ、相手への配慮と主張の芯を両立させた。
- 内柔外剛に見えるが、実はただ気が強いだけだと誤解されることもある。
類義語
- 内剛外柔
- 外剛内柔
- 内硬外軟
対義語
- 外柔内剛
- 剛毅木訥