共同戦線
読み方
きょうどう せんせん意味
目的や利害が一致する複数の人・団体が、対立相手や課題に対して協力し、同じ方針で行動すること。特に政治・労働運動・社会運動などで、複数勢力が対外的に「同じ陣営」として戦う状態をいう。由来
「共同」は同じ目的で力を合わせること、「戦線」は戦いの前線・陣地、転じて闘争や対立の陣営の意。近代以降、政治・軍事・労働運動の文脈で「(反対勢力に対する)同一の陣営」を表す語として定着した。成立の正確な年は不詳だが、明治末〜昭和期の社会運動・政治言説で一般化したとされる。備考
政治・運動の硬い語感。一般会話では「協力する」「連携する」が自然。対立相手が想定される場面で使われやすい。例文
- 野党は法案阻止に向けて共同戦線を張った。
- 労組は待遇改善を求め、複数企業で共同戦線を構築した。
- 危機の前では部門の壁を越えて共同戦線で当たるべきだ。
- 地域の団体が共同戦線を組み、開発計画の見直しを求めた。
- 短期的な利害が一致しただけの共同戦線は、合意が崩れると瓦解しやすい。
類義語
- 一致団結
- 協力一致
- 同心協力
- 共闘
- 連携強化
対義語
- 内輪揉め
- 分裂
- 孤立無援