公私分明
読み方
こうし ぶんめい意味
公的なことと私的なことの区別がはっきりしており、職務や公の場に私情・私利を持ち込まないこと。立場や責任に応じて、公平でけじめのある行動をする態度をいう。由来
「公私」は公の事柄と私的な事柄、「分明」ははっきり分かれて明らかなことを表す漢語。中国古典に由来する特定の故事は確認しにくく、成立時期は不詳だが、日本では近代以降、公務・職務倫理を述べる文脈で用いられるようになった四字熟語とされる。備考
やや硬い表現で、日常会話よりもビジネス・政治・公務員倫理などで使われる。「公私混同」の反対概念として説明されることが多い。例文
- 管理職には、公私分明な態度で部下を評価することが求められる。
- 彼は親友が相手でも規則を曲げず、公私分明を貫いた。
- 会社の備品を私用に使わないのは、公私分明の基本である。
- 公私分明な人ほど、周囲から信頼されやすい。
- 政治家には、公私分明を徹底し、利益誘導を避ける姿勢が必要だ。
類義語
- 公明正大
- 公平無私
- 清廉潔白
- 厳正中立
対義語
- 公私混同
- 私利私欲
- 私情優先