全身全霊
読み方
ぜんしん ぜんれい意味
体も心も、持てる力や精神力のすべてを出し切ること。少しも手を抜かず、ある物事に完全に打ち込むさまをいう。『全身』は身体全体、『全霊』は精神・魂のすべての意で、両方を重ねて最大限の真剣さを強調する表現。由来
明確な初出や成立年は不詳。『全身(身体のすべて)』と『全霊(精神・魂のすべて)』という語を重ねて強調した表現で、近代以降、特に明治末〜大正期ごろから一般化したとみられる。漢籍由来の固定成句というより、日本語の中で意味を強めて定着した四字熟語として扱われることが多い。備考
肯定的な語で、『全身全霊で取り組む』『全身全霊を傾ける』の形でよく使う。ビジネス、スポーツ、芸術など幅広い場面で、強い決意や真剣さを表す。例文
- 彼は大会で優勝するため、全身全霊で練習に打ち込んだ。
- 監督は選手たちに、全身全霊をかけて試合に臨めと語った。
- 私たちは地域の復興に全身全霊を傾けてきた。
- 彼女の全身全霊の演技に、観客は深く感動した。
- 一つの作品に全身全霊を注げる職人は、やはり強い。
類義語
- 一生懸命
- 渾身
- 粉骨砕身
- 心血を注ぐ
対義語
- 中途半端
- 片手間
- 生半可