免許皆伝
読み方
めんきょ かいでん意味
師匠が弟子に、流派・技芸・武術などの奥義や秘伝をすべて伝え、正式にその習得を認めること。また比喩的に、ある分野の技術や知識を完全に身につけたと認められること。由来
「免許」は師匠が技量を認めて許可・証明を与えること、「皆伝」は奥義を残らず伝えること。武術・芸道・茶道などの流派で用いられた伝授制度に由来する語。制度としては江戸時代(17〜19世紀)に広く整い、語の成立年は不明。備考
本来は武術・芸道などの流派で使う格式ある語。日常では比喩的に「完全に習得した」という褒め言葉としても用いられるが、やや大げさな響きがある。例文
- 彼は十年の修行を経て、ついに剣術の免許皆伝を授かった。
- 祖母は華道の免許皆伝で、弟子を何人も育てている。
- この料理の味を再現できるなら、君も母のレシピは免許皆伝だね。
- 師匠から免許皆伝を受けた彼は、自分の道場を開くことを許された。
- 基本から応用まで完璧にこなせるようになり、社内では表計算ソフトの免許皆伝と言われている。
類義語
- 皆伝免許
- 奥義伝授
- 秘伝伝授
- 師範免許
- 真伝授与
対義語
- 未熟
- 半人前
- 一知半解
- 生兵法
- 門外漢