先従隗始
読み方
まず かいより はじめよ意味
物事を始めるには、まず提案した本人や身近な者から着手せよ、という意味。また、人材を集めたいなら、まず平凡な者でも厚遇して手本を示せば、より優れた人材が集まるという意味でも用いられる。由来
中国・戦国時代の故事に由来する。出典は前漢期(紀元前1世紀ごろ)に編まれた『戦国策』燕策。燕の昭王が賢者を招く方法を郭隗に尋ねた際、郭隗が「先づ隗より始めよ」と答え、自分のような者を厚遇すれば賢者も集まると説いた故事から。備考
「まず隗より始めよ」と訓読して用いることが多い。現代では「言い出した人から始める」「上に立つ者が率先する」の意味でよく使われる。例文
- 新制度を全社に広めたいなら、先従隗始で、まず役員が実践すべきだ。
- 環境保護を訴えるなら、先従隗始、自分の生活から無駄を減らそう。
- 若手に挑戦を求める前に、先従隗始で管理職が新しい仕事に取り組んだ。
- 地域活動への参加を呼びかける以上、先従隗始で私が最初に申し込むことにした。
- 優秀な人材を集めるには、先従隗始の精神で、今いる社員を大切に扱うことが重要だ。
類義語
- まず隗より始めよ
- 率先垂範
- 隗より始めよ
- 言い出しっぺから始める
対義語
- 率先垂範の反対として「他人任せ」
- 言行不一致
- 優柔不断