偕老同穴
読み方
かいろう どうけつ意味
夫婦が仲むつまじく、共に年老い、死後は同じ墓に葬られるほど深く結ばれていること。転じて、夫婦の契りが固く、生涯を通じて愛情と信頼を保つ理想的な夫婦関係をいう。由来
中国最古の詩集『詩経』に由来する語。『詩経』には「偕老(共に老いる)」や「死則同穴(死すれば同じ穴に入る)」という表現が見られ、これらが結びついて夫婦の変わらぬ愛情を表す成語となった。『詩経』の成立・編纂は春秋時代、紀元前6世紀頃までとされる。備考
結婚式の祝辞や夫婦愛をたたえる文章で使われる雅語的表現。日常会話ではやや硬く、古風な響きがある。例文
- 祖父母は六十年以上連れ添い、まさに偕老同穴の夫婦だった。
- 結婚式の祝辞で、二人が偕老同穴の契りを結ぶことを願いますと述べた。
- 困難な時期も支え合う二人の姿に、偕老同穴という言葉が自然に浮かんだ。
- 彼は妻への手紙に、偕老同穴を誓った日の気持ちを今も忘れていないと書いた。
- 偕老同穴は、単なる長い結婚生活ではなく、深い信頼と愛情を伴う関係を指す。
類義語
- 比翼連理
- 鴛鴦之契
- 琴瑟相和
- 夫婦和合
- 相思相愛
対義語
- 同床異夢
- 琴瑟不調
- 夫婦不和
- 離縁離別