信賞必罰
読み方
しんしょう ひつばつ意味
功績のある者には必ず賞を与え、過失や罪のある者には必ず罰を与えること。好き嫌いや情実に左右されず、公平かつ厳正に賞罰を行って規律を保つという意味で、統治や組織運営の方針を表す。由来
中国戦国時代末期、紀元前3世紀ごろの法家思想を説く中国古典『韓非子』などに見られる表現に由来するとされる。「信」はここでは「確かに・必ず」の意で、功績には必ず賞し、罪過には必ず罰するという統治・軍紀の原則を表した。備考
「信」はここでは「信じる」ではなく「確かに・必ず」の意。日常会話より、政治・軍事・経営・人事評価などの硬い文脈で使われることが多い。例文
- 新社長は信賞必罰の人事制度を導入し、成果を上げた社員を高く評価した。
- あの武将は信賞必罰を徹底したため、軍の規律が乱れなかった。
- 組織を立て直すには、情に流されず信賞必罰の姿勢を示す必要がある。
- 信賞必罰ばかりを強調すると、職場が萎縮してしまうおそれもある。
- 監督は信賞必罰の方針で、練習態度の悪い選手を先発から外した。
類義語
- 賞罰分明
- 賞罰厳明
- 勧善懲悪
対義語
- 賞罰不明
- 依怙贔屓
- 情実主義