佳人薄命
読み方
かじん はくめい意味
美しい女性は、とかく不幸な境遇に置かれたり、若くして亡くなったりしやすいということ。転じて、すぐれた美しさや魅力を持つ人ほど、数奇で恵まれない運命に見舞われがちだ、という意味でも使われる。由来
中国古典に由来する成句です。正確な初出年・初出作品ははっきりしませんが、唐〜宋代(7〜13世紀ごろ)の詩文には、美女は不遇・短命になりやすいという発想が見られます。そうした漢語表現が日本に伝わり、「佳人薄命」という四字熟語として定着しました。備考
古典的でやや文語的な表現。現代では女性を容姿で捉える含みや、時代がかった響きがあるため、日常会話では使い方に配慮が必要。類形に「美人薄命」がある。例文
- 彼女の短い生涯を知ると、まさに佳人薄命という言葉が胸に浮かぶ。
- その小説は、名家に生まれた美女の佳人薄命の運命を描いている。
- 昔の人は、若くして世を去った姫君を佳人薄命と語った。
- 華やかな成功の裏に深い孤独を抱えていた彼女には、佳人薄命という表現が重ねられることがある。
- 不用意に佳人薄命と言うと、古い価値観だと受け取られる場合もある。
類義語
- 美人薄命
- 紅顔薄命