以心伝心
読み方
いしんでんしん
意味
言葉にしなくても、互いの気持ちや意図が自然に通じ合うこと。
由来
禅宗で重んじられた「以心伝心」(心で心を伝える)の考えに由来。師が言葉によらず心印を弟子に伝えることを指した。成立時期は明確不詳(中世以降に広まったとされる)。
備考
美化して使われやすいが、ビジネスでは誤解の原因にもなるため注意。「以心伝心でお願いします」は丸投げに聞こえる場合がある。
例文
- 長年の相棒とは以心伝心で、細かい指示がいらない。
- 彼女とは目が合っただけで以心伝心、次に何をするか分かった。
- 会議では以心伝心に頼らず、要点を言語化して共有しよう。
- 職人の現場は以心伝心で回るが、新人には通じにくい。
- 親子だからといって何でも以心伝心だと思うのは危険だ。
類義語
- 阿吽の呼吸
- 暗黙の了解
- 心が通じる
対義語
- 言語道断
- 支離滅裂
- 意思疎通不足